別れの夜明け
こんにちは
ようこそお越しくださいました。
別れの夜明け
作詞:山上路夫
作曲:筒美京平
ソロとしてデビュー曲ですね。
しかし聴きこむほどに深く胸を打つのです。
逆に言いますと、何回も聴かないとこの歌の深さが解らないのかもしれません。
何故『別れの朝』ではなく『夜明け』なのでしょうか?
山上先生は『夜明け』というワードを好んで使われているような感じがします。
『夜明けのスキャット』など有名ですね。
朝よ
ひとりだけで
生きるお前のため
いつも喜びと
愛をこめて唄え
空よ ひとり だけで
生きるお前のため
青くかがやけよ
愛をこめて唄え
いつも喜びと 愛をこめて唄え
勝手な想像の域ですが、デビューした尾崎さんへ山上先生から伝えたかった事のように思われてなりません。
実はこの頃に。。。。。。。
「MY LITTLE HOMETOWN 茅ヶ崎音楽物語 」宮治淳一著 ポプラ社
読み終えてこうしてパソコンに向かっているのですが、尾崎さんの事が(第六章 また逢う日まで)に書かれています。
実らなかった恋
歌手としてキャリアを積み始めた頃から応援して、銀座タクト、クリフサイド、
箱根小涌園にも出向き、サーフィンにもついていく。
尾崎家にも出入りし、両親公認のお付き合いとなる。
なかなか結果が出せず、結局彼女はお見合いをし、71年結婚する。
71年大晦日、彼女はレコード大賞をテレビで見ている。
やっと報われたと。
その時を振り返り、その女性が宮治氏に言った言葉を読むうち、この唄が頭からはなれなかった。
初恋ともいえる恋が終わり、72年7月7日ベティ・デニスさんと婚約(共同通信 KYODO NEWS IMAGELINKでチラッと見えます)
73年結婚。
宮治氏はインタビューしたいリストに尾崎さんを入れていたそうです。
しかし叶わなかった。
もっともっと尾崎さんの事が知りたい。
元マネージャーさんのインタビューなんて夢でしょうか。
お読みいただきありがとうございました。